会長挨拶
埼玉アクセス研究会は、埼玉県内の有志が集まり、地域における透析患者の治療向上を目指し、また透析アクセス領域に関する診療および研究の発展を図るとともに、幅広く医療従事者の知識・技術の向上を目指して、2010年7月に発足いたしました。
初代会長である下山博身先生(友愛クリニック)のもと、年次総会を(コロナ禍の2020年を除き)欠かさず開催し、毎年約20本の演題発表と15本以上のプロシーディング掲載(埼玉透析医学会会誌)の実績を積み上げてきております。2016年からは、私が会長を引き継がせて頂き、研究会のさらなる発展、地域におけるアクセス領域のレベルアップを図っているところであります。
透析患者さんにとってバスキュラーアクセスは「命綱」であり、透析に関わるスタッフにおいてもこの領域の研究をたゆまず続け、皆で進化させていくことによって地域の透析治療に貢献し、患者さんからの信頼を得ることに繋がると信じております。この研究会が長く存続し、地域の透析医療に欠かせない会となるよう、祈念しております。
埼玉アクセス研究会 会長
社会医療法人 新都市医療研究会 関越病院
中川 芳彦